シミは部分的に変色した状態を示し、その大きさや色合いは、どのようなシミが形成するかによって異なるそうです。
日焼けによるシミはそばかすよりも大きく、肌の至るところに現れるというのです。
それに対して、怪我やアザによるシミの色味や大きさはまちまちで時間と共に薄れて行きます。
シミは健康に直接的な害を及ぼすわけではありませんが、見た目によくありません。
だから、なるべく目立たないようにしていきたいものですねー‼︎
身体に良い働きをする成分も、過剰に生成すると害になります。
メラニンはその典型です。
メラニンは肌に色味を与え、有害な紫外線のダメージから肌を守ってくれる成分ですが、紫外線を浴びたり、ホルモンバランスが崩れたり、肌の傷やニキビなどで過剰に生成されるとシミの原因になるそうです。
シミは10年~20年経ってから肌の表面に現れます。
ですから、今 気にしているシミは実は10代の頃に浴びた紫外線の影響かもしれませんよ!
原因はまだはっきりとわかっていません。
妊娠・経口避妊薬が誘引になったり、更年期にピルを内服中にあらわれることもあるそうです。
閉経すると自然に治ることも多い聞きます。
プロゲステロンなどの女性ホルモンが影響するといわれているのはそのためらしいのです。
他に、顔をさわるクセのある人にも出やすい傾向があるようですよ。
気をつけてください!
洗顔やスキンケア、マッサージなどで顔をゴシゴシしないように注意したほうがいいみたいです。
なお、肝班という名前は形状が“肝臓”に似ているためについたので肝臓の機能は無関係ですからご心配なくーー‼︎
シミの診断の際には、雀卵斑(ソバカス)や日光黒子(老人性色素斑)、あるいは太田母斑などとの鑑別を行うようです。
肝斑は、顔の両側に左右対称に発症するという特徴があり、目のまわりを避けて、目の下を縁取るように現れるケースがよく見られます。
医師にとって特に肝斑と判別しにくいのは遅発性両側性太田母斑(対称性真皮メラノサイトーシス)で、肝斑の上にこれが重なっている場合もあるらしいのです。
特にシミは、あやまった治療で悪化させると、患者さんのQOLを著しく損ねることになりますので、診断と鑑別におけるさまざまな見極めがとても大切ですから大変です!
- のみ薬:トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンEなどが代表的 - ビタミンCは保険適応
- ぬり薬:トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンE・トレチノイン治療
- ピーリング:ケミカルピーリング・ウェットピーリング
- イオン導入:トラネキサム酸・ビタミンCなど
- レーザートーニング(レーザー治療)
- プラセンタ注射:メルスモン注射での治療
※通常のメラニン斑によるシミに適用されるレーザー治療や光治療(フォトフェイシャル)は、肝斑には逆効果であるため注意が必要だということです。
- 化粧をしっかり落とし、すっぴんで受診する必要があります。肌色の明度などをベースにシミを診るとき、メイクは正しい診断の妨げになります。
- すでに別のお医者さんにかかっている人は処方されているお薬を持参しましょう。現在、どのような治療を受けていて、その効果が現れているかどうかも、その後の治療の大事な情報になりますからね。
- シミの治療には保険が適用されないことがありますのでご注意ください
- 肝斑のように紫外線以外の要因もはたらくシミと、紫外線によるシミ。この異なるシミを合併しているケースも多く、治療は1つに限りません。肝斑の場合、レーザー治療によって悪化することもあるので注意が必要です。
紫外線が強いのは、真夏ばかりではなく、ちょっと気をゆるした途端に、恐れていた状況が現実となることもあります。
なるべく、そうならないためにも日頃の端点なケアーはおろそかにしないよう心がけたいものです。
特にお肌のケアーばかりでなく、それ以上に過労やストレス、それに日頃の食生活など身体を酸化させるような偏食に気をつけることも、美容にとってとても大切なことではないでしょうか?