去年のスペースワールドの入場者数は分かった。約190万人だったそうである。これは2017年のテーマパークランキングで4番目で、過去最多の216万人には、劣るがそれでも、決して低い入場者数ではない。
参考までに、ランク別に示すと、第4位になる。第1位は東京ディズニーランド。第2位はユニバーサルスタジオ。第3位はハウステンボスだそうだ。
今から、15年前は、子供達がまだ、小学校低学年だったが、その頃は、よく夏休みに、連れて行ったものである。
あの頃は宇宙をテーマとした娯楽施設は珍しく、やはりスターウォーズの最盛期の頃でもあったので、グッズもよく売れていたような気がする。
🔴変わらぬ人気
今、スターウォーズブーム第三波の波が来ているようであるが、キャラクターは昔も今も変わらないが、俳優さんたちの顔ぶれが変わったように、ファンの年代も世代交代しているようだ。
何しろ、わたしが始めて、この映画を見たのは、中学校1年生の時だったが、このわたしも、もう50代後半の年齢になったと思うと本当に時が過ぎるのは早いものだと驚かされる。
残念ながら、このスペースワールドも去年たくさんの人たちに惜しまれ、また愛されながら、幕を引いてしまった。でも、世代を超えて多くのファンの心の中に、たくさんの思い出を残していつまでも生き続けることだろう。
🔴限定に弱い私たち
ところで、スペースワールドの閉館が決まったのは、確か、一昨年の初め辺りだったと思うが、急に来場者数が増えたのは、昨年の後半辺りになってからのようだが、どうしてだろうか?
やはり、もう二度度この場所来ることができないといういたたまれない思いが多くの人の気持ちを動かしたのは間違いないようだ。
それだけ、多くの来訪者に愛されて来た何よりも証拠ではないだろうか?
願わくは、こうした閉館を惜しむ人たちの熱い気持ちが一つになって存続に繋がる奇跡が起きればと思ったが、これも時代の流れかもしれない。
🔴まとめーーー
日本人はこれから無くなるものに対して惜しむ思いが人一倍あるようです。
今あるものを大切にする優しい思い。当たり前が失われる時、このことに対する哀愁、そして感謝に変え、“ありがとう”という言葉で表現する謙虚さ、これはとても素晴らしい美徳ではないでしょうか?
よく、最近では“あるテレビ番組”が最終回を迎えると“◯◯ロス”とか言う言葉を使われることがおおくなったが、これも、今まであったものが無くなる事に対する愛着と優しさなのかもしれませんね。
とにかく、2017年12月31日でスペースワールドは閉館しましたが、わたしたちの心には、いつもエンドレスで生き続けているのではないでしょうかーーー!