花見に行けば、どうしてもお酒や肴、お弁当などを持ち込んで来ますよね。自然の中で食べる食べ物は、なるべくシンプルな味をおススメします。
なぜなら自然を味わいながら食べている新鮮さを味覚と身体で感じることができるからです。
特にお酒が入らないカップルとか、家族での花見ならば、それが一番いいのではないでしょうか?案外、自分一人で行く場合は、本当に、その意味がよくわかると思いますよ。
花見のお弁当の3点セットといえば
2.「唐揚げ」
3.「卵焼き」
が人気あるのかもしれませんね!
まず、メインはお弁当になると思いますが、お弁当と言えば、幕内弁当やお寿司も悪くはないですが、やはりおにぎりがおススメですね。
なぜならおにぎりの味付けは簡単だからです。自然の美しさを味わながら食べるお弁当は複雑な味は必要ないように思うのですが、どう思われますか?
また、幕内弁当やお寿司、サンドイッチはどこで食べても美味しいのですが、おにぎりだけは環境が変わると、なぜか味が変わります。増してや出来立てのほかほかなおにぎりで無い限りは、何か素っ気ない味しかしないのは、わたしだけでしょうか?
ところが、自然の美しさを見て堪能しながら食べるおにぎりの味は、また変わって来るんですよね!その味の変化を味わうのが野外で食事をするときの醍醐味ではないでしょうかねーーー。
次におススメなのが唐揚げかな?もちろん唐揚げはどこで食べても美味しのですが、塩が効いたものが、返って自然の中で食べる時、なぜか味が引き立つんですよね!結構、桜を見ながら唐揚げを食べると結構食が進みますよ!案外塩味って味覚としてはシンプルなんですよね!
最後に卵焼きは花見に欠かせない定番のようです。お弁当の中に甘さを求めるならば、やはり少し甘めの卵焼きがいいのではないかと思います。
これは、わたしなりの考えですが、自然の中では少し塩けが効いたものが結構美味しいのですが、塩けばかりだとどうしても甘みがあるものも欲しくなりますよね。
そこでお弁当のおかずの中から甘いものを求めるとやはり一番目につくのは卵焼きではないでしょうか?だから少し砂糖を多目入れると、甘さ自体が表に出て強烈なシンプルさになります。この卵焼きを添えるとちょうどアクセントがついて良いのではないでしょうか?
もちろん、ポテトサラダやフライドポテト、野菜、金時豆など添えるものはたくさんあり切りがありませんが、この3点さえ最低揃っていれば、花見のお昼は十分楽しめると思います。
それに、この3点が人気なのには、もう一つの理由があるんです。それは、たとえ食べきれなくても、そのまま持ち帰りその日の夕飯にでもできるという利点です。奥さんたちにとっても手間が省けますものね!
一時期、花見は“宴会の脇役”のようなイメージになりかけてましたが、本来は桜の花の儚い美しさを見て楽しむものでした。
逆に一生懸命に咲き誇っている桜の花も、「自分たちを見て、しっかり楽しんで欲しい!」という気持ちで咲いているのかもしれませんね!
ですから、自然の美しさや味わいを楽しむためには、なるべくシンプルな味付けのものを基に自然を味わってもらいたいものです。変なこだわりで御免なさい!