被害に合わないようにカラス対策しよう!
このように、結構手ごわい相手ですから、わたしたちも彼らの賢さや能力を上回る対処をしていかなければなりません。
そこで、最低限これだけはキチンとやれるように準備をしておきましょう。
- カラスの被害を最小限に減らすためには防鳥ネットをかける
- カラスの被害に合わないようためにはテグスを張る
- もしカラスが襲って来そうな時は前兆を知って警戒する
- 自分でカラスを撃退できない場合は、専門家に依頼
カラスの被害を最小限に減らすためには防鳥ネットをかける
防鳥ネットでゴミや農作物を覆ってしまえば、カラスも手が出せません。
ただし、ゴミを出す際は、ネットをゴミ全体に覆うように被せ、ネットの隙間からカラスが入り込まないよう、ネットの縁をゴミ袋の下に巻き込むようにして、隙間が出来ない工夫をすることで初めて被害を防ぐことができます。
それに、ネットの目が大きいと突っつかれてしまうので気をつけましょう。
また、カラスがゴミを荒らさないようにゴミの収集日を守る、夜中にゴミを出さないなど常識的なことも重要になります。
カラスの被害に合わないようためにはテグスを張る
カラスは自分の羽に何かが触れるのをとても嫌います。
テグスという細い糸を張り巡らせれば、テグスがカラスの羽に触れ、カラスが侵入できなくなります。
これらのように物理的にカラスが侵入できない、または近づくことでカラスの体が傷つく恐れがあるとカラスに認識させる対策は、とても有効です。
もしカラスが襲って来そうな時は前兆を知って警戒する
カラスは警戒心が強く、とても用心深い鳥です。
何もしなければ襲ってくることはありませんが、カラスが身の危険を感じたり、巣が狙われていると判断すれば攻撃してくる可能性があります。
特にカラスの繁殖期の3~7月は、神経質になっているので注意が必要です。
カラスは子育て中、巣に近づく人に対して威嚇行動に出ます。
天敵と判断した場合は攻撃してくる場合もあります。
そこで、カラスが襲ってきそうな時のカラス行動と、万が一に備えてカラスに襲われた時の対策を紹介します。
カラスが襲ってくる前兆は濁った声で鳴き辺りの物を落とす
■威嚇の行動
- 頭上を飛び回る
- 近くまで来て鳴く、木の枝などをつつく
- 木の葉・枝を落としてくる
■攻撃の行動
- 低空飛行で頭をかすめる
- 後頭部を足で蹴ってくる
カラスは、巣を見ている人間を不審者として見張ります。
「ガーッ、ガーッ、ガーッ」と濁った声で鳴きながら、辺りのものをつっついたり、木の枝や木の葉などを落としてきます。
カラスは巣に危険が迫ると早い鳴き声で鳴きながら頭上を旋回します
カラスが早い鳴き声でなきながら、頭上を旋回するのは、近くに巣があるためです。
これらのような威嚇行動をとっていたら、攻撃してくる可能性があるので注意しましょう。
カラスのが威嚇行動をしていたらすぐに離れる
カラスが威嚇行動をしていたら、すぐにその場を離れましょう。これが最大の対策です。
また、もしもに備えて次のようなことも意識しておきましょう!
威嚇行動の予防策
- マスクや帽子、サングラスなどで顔を見られにくくする
- 帽子などで頭を守る
- 広げて身を守るために傘を持参
- カラスの縄張りを通らないように迂回ルートを作る
カラスの威嚇行動は、そのほとんどが巣や幼鳥から人を遠ざけることが目的です。
人に接近することはカラスにとってもリスクが高いため、人の頭を蹴るなど直接的な行動をとる前に、
様々な方法で「警告」を発しています。
それらに気付くことができれば、その場を迂回するなどの対策をとることができます。
自分でカラスを撃退できない場合は、専門家に依頼
いろいろとカラス対策の手段を紹介しましたが、実際にカラスは鳥獣保護法に守られ、しかも相手はとても賢いので、撃退するのは大変です。
そこで、どうしても「カラスを撃退したい!」と考える人は、専門業者の手を借りるのが手っ取り早いですよ。
知識、経験が豊富なプロに任せれば、安全にカラスを撃退できます。
カラス駆除の業者を探す時は、ホットラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。
とは言え、業者にお願いする前に、自分で何とかしたいとお考えの方もいると思います。
そこで、次はカラス対策に有効なグッズを紹介します。