秋月の桜を見にいった時、その並木桜がとても綺麗で感動したことを覚えています。ちょうど路地を挟んで桜のトンネルを潜って歩いていた感じです。
私が行ったのは3月の中旬だったと思いますが、ちょうど満開でとても、その美しさには感動したものです。なぜなら、色合いが「純白のような」「ピンク色のような」何とも表現がしようない色彩だったからです。
ちょうど、その日は天気も快晴だったので青と緑とピンクが交じり合った景色がとても素晴らしかったですよ。
ところがどうでしょうか?一週間経って再び訪ねてみたところ、景色は一変していました。桜の花が全くなくなったわけでないのですが、何となく物足りないような、寂しいような虚しさしか湧いて来なかったのが正直な思いでした。
そして、自然というものには、必ず“旬”というのがあると分かっているつもりでいても改めて思い知らされた経験だたのです。
そこで、もし最初から3分咲きとか、逆に散り始めた頃に訪ねていったならば、こんな失望するほどまでにはならなかったと思います。
それほどまで、強い印象を脳裏に焼き付いてしまったからです。その要因は三つあります。
🔶二つ目は、並木道を両方から多い尽くすだれのような花道。
🔶三つ目は、並木道に沿って、いろんなお土産ものや食べ物のお店が立ち並んでいるので散策しながら見て回るのが楽しい。
しかも、城下町ですから石垣が並び、これが何とも言えないシュチエーションを作りだしています。町の雰囲気も時間が止まっているようにのんびりとした空間が何ともいえませんよね!
そこで、この最高なロケーションを楽しむための情報提供をしておきたいと思います。
ここは、江戸時代に、秋月城への登城道であったそうです。そこに、杉の大樹がたくさんあったため「杉の馬場」と呼ばれるようになりました。
現在は桜並木として知られており、春には美しい桜のトンネルができるところから観光スポットとしても知られています。
- 見頃は例年では3月下旬から4月上旬当たり
- 桜の本数としては約200本くらいと言われています。
- 例年の訪問者は約10万人くらいでしょうか?
公共交通機関で来る場合
甘木鉄道の甘木駅から甘木観光バス“秋月行きで20分くらい。博物館前で下車して下さい。
自家用車で来る場合
大分自動車道甘木ICから県道8号を経由して、国道322号を秋月方面へ車で9kmくらい。《有料》駐車場あり(300台) 1回400円。
※トイレは2ヶ所。お花見するにあたってゴミは持ち帰り、土日は交通規制があるため公共交通機関の利用が望ましい。または午前中の早い時間をおすすめが注意事項。
詳しいお問合せはあさくら観光協会 0946-24-6758にてご確認ください。
花見は、日本全国どこでもできますが、やはり名所というところは、それなりに人も目を和ませ、心を癒してくれる何かが有るはずです。
ですから、その何かを探しに行くのも一つの楽しみかもしれませんよ。場所によっては確かに時間やお金もかかったりしますが、それ以上に感動するものを発見するのも面白いものです。
季節を楽しもうと思えば、しっかり情報を元にした準備をしておくことが2倍にも10倍にも花見を楽しめる秘訣ではないでしょうか?