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昭和の町で発見!「レトロカー」ぜったい外せない魅力とは?

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これが「昭和のクルマ」?トラウマになった思い出!

 

毎年、昭和の町でレトロカーの展示会が開かれているようで、結構多くの懐かしい自動車が集まって来ているようですね!

 

 

わたしが幼少期に始めて乗った車が“ホンダ360cc”という「てんとう虫」のような形をした軽自動車で、父が誇らしげにこう言っていました。

『会社の同僚の中で、自家用車を持っているのは俺だけだ‼︎』と−−−。

 

まるで世の中の頂点に立ったような勢いでした。今、考えてみると、本当に子供のようだなと苦笑してしまいますけど⁉︎

 

昭和の町には、何回か遊びに行ったことがあるんですが、資料館の中に展示してある、この車には触れたり、何十年ぶりに中に乗ってみたりしたこともありました。

 

「とにかく車内が狭い!」「よく、こんな乗り心地の悪い車にうちの家族は乗っていたもんだ⁈しかも4人もいっぺんに~~~⁉︎」と今さらながら、驚くばかりです‼︎

 

 

昔、自宅から祖父母のところまで、この車で4時間かけて帰省したことがありました。当時としては、今のように道路が舗装されているわけではなく、こんな車体の低い車で凸凹道をがぶられて走るんです。

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当然、車内の独特な匂いも嫌いだったわたしは車酔いをして吐きたくなっても、後部座席は狭く、しかも窓が三角窓で外に顔を出すことすらできません。外に出たくても前の助手席の椅子を前に倒して外に出ないと、どうすることも出来ない状態なんです。多分、閉所恐怖症に近い状態に成りかねない最悪の状態が想像できると思います。

 

おまけに、忘れもしません。夜中、真っ暗の山道を走行中に大雨が降り出し、そこで、この車がエンストしたんですよ!親父が雨に濡れながら、急いでボンネットを開きエンジンの様子を見ていました。母が傘を指して懐中電灯を照らし出し一緒にエンジンをのぞき込んでいた様子が思い出されます。

 

とにかく、これがトラウマになって、しばらくは、お盆や正月に父親の実家に帰省するのが、嫌で帰りたくないと駄々をこねていた時期がありました。これが自家用車が世の中に普及し始めていた昭和の時代です。

 

昭和のクルマの魅力とは---?

 

 

それほど、昔のクルマの構造はシンプルで、ボンネットを開けるとエンジンルームは割とスカスカ。機械にちょっと関心がある人なら、自分でメンテナンスしたり修理できる要素も多かったのではないでしょうか?ちょうどバイクマニアがエンジンを分解して掃除をするような感覚かなぁ⁇

 

これに対して今のクルマはボンネットを開けても、見えるのはエンジンカバーぐらい……?メカに関心があるマニアでも、触って見たい意欲すら削がれてしまいます!確かに昔と比べるとエンジントラブルは少なくなった反面、凡人がボンネットを開けても、ちょっと、これでは分りませんからね!さらに何で今はオートになって、ボタン一つで快適な装備が整った平成のクルマの電子制御の姿勢制御技術が当たり前になってきています。

 

しかし、これもまた、クルマとドライバーのダイレクトな関係が薄れてくるという問題も……。もちろん、電子制御のメリットも大きいのは確かですが、昭和のクルマは大概が手動で手間も掛かりましたが、それなりにクルマをもっとシンプルに楽しめたはずです。

 

ところで、昭和のクルマはボンネットが低く、デザインがかっこいいものがおおかった気がしました。スタイルやデザインは確かにドライバー本人の主観の問題ですが、昭和のクルマのほうがノーズや車高が低く、見るからにスポーティなクルマが多かったようです。

 

 

 

これに対して、最近のクルマはボンネット部分が分厚く、ぼってりした印象があります。これは、平成17年に施行された保安基準に基づいた設計が求められるためで、自動車と歩行者の衝突事故の際、人がボンネットに跳ね上げられた場合の衝撃を和らげるため、エンジンとボンネットの間にクラッシャブルゾーン(空間)を設ける必要があるためだそうです。

 

仕方がないことですが、そう考えると単純なカッコよさの追及&自由度は、昔のほうが上だったような気がします。

 

 

あと、昭和のクルマと平成のクルマの単純な違いと言えば、サイドミラーの位置でしょうか?昭和のクルマは、大概がボンネットよりも前の両端に付いていて、今のように両サイドのドアの端に付いているものは、ほとんどありませんでした。

 

もちろん、変速レバーは今のようなオートマではなく、全部マニュアルです。先日、家内と一緒に軽自動車の中古販売店をのぞいてみたんですけど、ちょっと驚いたことがあって、そんなに古い型でないのに、マニュアルになっている軽自動車が展示してあったんです。

 

 

販売員に聞いてみると、「あえてウチはマニュアルを仕入れているんですよ!」「最近はマニュアル車を求めて来られるお客様が増えて来ているものですから−−−。」という答えが返って来ました。

 

 

特に中高年以降のお客様は、こちらの方が何となくしっくり来るし、オートマは何となく誤作動とか起こしはしないか?と心配だからそうですよ。

 

昭和生まれの人は、そんな感覚が何となくあるのかもしれませんね!そこで、マニュアル車とオートマ車の操作上の決定的違いを紹介しておきたいと思います。何かの参考になるかもしれません。

なぜマニアは、オートマ車よりもマニュアル車を好むのか⁉︎

 

まず、オートマ車が魅力がないのは、自分で速度の微調整ができないことです。熟練ドライバーだと自分で速度の微調整をしたいのに、オートマ(AT)だと微調整ができないのは不満になるかもしれません。

 

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また、スピードの微調整ができないので燃費が良くありません。ただし、オートマ車(AT車)に乗るメリットは、マニュアル車(MT車)に比べて断然操作がしやすいいところにあります。操作ミスによるエンストがありませんから---。

 

また、オートマ車は勝手にギアチェンジしてくれる半面、タイムロスがあるという難点があります。

 

逆に、マニュアル車の難点は運転中にギアチェンジに関しても注意を支払わなければならず、ギアチェンジを失敗するとエンストになる可能性があります。また坂道発射がオートマ車と比較して大変です。ギアチェンジもしなければならないので、ちょっと 面倒です!

 

まとめ‐--

 

これは、わたしの感じた意見ですが、昭和の時代の車に対する意識は、家族で一緒に移動して行動できるコミュニケーションをはかれる空間、例えばクラウンなどは車内も広いし走行中も静かでしたからね。

 

青年は彼女を助手席に乗せてデートを楽し見たいという目的で自家用車に乗っていたように思います。スカイラインが、その最先端を行ってましたね!(╹◡╹)

 

中学生のとき、わたしが乗りたくて仕方がなかった車です。どちらかと言えば“世間に対して見栄を張りたい”みたいものが見え隠れしていた時代です。これに対して平成になると、家族が乗りやすい事はもちろん、いかに節約して機能的にも便利なものに人気が集まって来たのではないのかなと感じるんです!

 

例えば、どれだけ燃費がいいか?こう考えるとプリウスなどのハイブリッドの低燃費車や子供の送り迎えで結構車内も広くスライドドアになっていて、しかも、軽自動車だから車検や高速料金も節約出来るタントなどに関心が集まっていますよね!

 

今、人気があるより現実的で無駄なものには、お金をかけたくない感覚が車にも反映しているようです。クルマの流行とは、世の中の世相がそのまま反映するのでしょうか⁉︎

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