寮生活での悲劇
転職して広島に来た時もことですが、独身だったわたしは、
懐も寂しかったので、どこかを借りるゆとりもなく、
そのまま寮生活をすることしました。
仕事から帰ると、そのまま、お風呂に入りバスマットの上で何度か
身体を拭いて着替えたことが多かったのです。
半月近くして妙に足の指の付け根が痒くなったことがありました。
こんなことは初めてだったので困惑していると、寮長があとで注意してくれました。
「そうそう!この寮には水虫を持った人がいるから、お風呂に入る時は気をつけたほうがいいよ!」
そんなこと、もっと早く言って欲しかった!わたしは驚愕して顔が引き攣ってしまったのです。
結構、それからというもの、しばらくの間悩まされることが多かったものです。
水虫には、やはり市販薬が効果的?ただし!
水虫は、カビの一種である白癬菌が足の皮膚に感染して痒みなどを起こす皮膚病です。
水虫に効く市販薬は、医薬品の抗真菌薬が中心で、症状がなくなっても
1ヶ月以上は塗り続けることが大切だそうです。
水虫の症状には、2種類ありジュクジュクするタイプとガサガサするタイプがあるようですね。
ジュクジュクタイプは、おもに足の指の付け根にかゆみの強い水泡が
できるタイプで皮膚がむけるケースが多いので、刺激の少ない軟膏が向いているようです。
これに対してかかとの角質層が厚くなってガサガサしているタイプには
浸潤しやすい液剤や角質を軟化させる尿素が入ったクリームが向いているそうですよ。
但し、 ただれたり、傷があるところに液剤やクリームを使うと、
刺激を感じることがありますので、自分には どのタイプが向くのか?
薬剤師や登録販売者のアドバイスを受けて購入した方がいいですよ!
水虫の薬は、1日に1回使用するものが多く、皮膚が柔らかくなっているお風呂上がりの使用が効果的。
薬はゴシゴシ擦り込むと、皮膚に炎症やかゆみが誘発するので、こすらず薄く塗るようにした方がいいと思います。
早く治したいからといって決められた回数以上に塗ると、かぶれることもあるので、 注意したほうがいいと思います。
家族に移さないためにも、水虫の日常ケア
- 帰宅後はすぐに足の指と指の間まで洗い、乾いたタオルで拭いて乾燥させる。
- 靴の中を乾燥させるために、毎日同じ靴を履かない浴室マット、タオルなどはきちんと洗濯して、日光でよく乾燥させる
- 窓を細かくに開けて通気をよくし、室内が高温多湿になるのを防ぐ
- こまめに床を掃除して、清潔な状態を保つ。
まとめ---
これから、梅雨に入ると雨が多く湿度も高くなってくるから、
結構この悩みを抱えて来る人も増えてくるはずです。
夏に差し掛かれば、なおさら足はむれやすくなるものですからね!
だからこそ日頃の小さな努力の積み重ねが大切なのではないでしょうか?
基本的に白癬菌は湿度が低いときは、皮膚の奥に逃げ込んで
身を隠しているということを聞いたことがあります。
どれほどの信ぴょう性があるのかは別としてーーー!
だからこそ活動期とも言える今の時期に徹底して治療して行きたいものですね!