わたしは、外勤の仕事をしているので、結構車を利用することが多いのですが、車に鳥のフンを付けられることは珍しくありません。
大概、走っている時よりも、得意先前に車を駐車している時にやられてしまいます。
私の車はホワイトボディーなので、鳩などが落としていくのではないでしょうか?もちろん、たまに走行中に落とされることもありますよ!
特に走行中など、フロントガラスに鳥のフンが落ちてくると、わたしは、とてもショックを受けます!
そんなときは、ついつい、”なんで、この車ばかり鳥はフンを落としてくるのか?”と一人ボヤいてしまいます。
ところが聞いてみると、皆さん同じ思いをしているようですね!
そこで、車にフンをしないようにする予防法と鳥のいフンがついてしまった時の対処法をご紹介しますね。
鳥のフン予防対策
最初に、鳥のフン被害を避けるための予防策は以下の4つのポイントになると思いますので、ぜひやって見てください。
- 電柱や電線から離れたところに車を止める
- サイドミラーをたたむかカバーを付ける
- 車の鳥フン対策用のカバーを使用する
- 車を鳥よけグッズで包囲する
電柱や電線から離れたところに車を止める
車を駐車している近くに、もし、電線や電柱があったら要注意です。
よく鳥が電線にとまっている光景は見かけるかと思いますが、電線の下に置いた車は、鳥のフンを落とされてしまう標的になります。
もし、駐車するところが他にないのでしたら、一度電力会社に問い合わせて見てください。
鳥の被害に困っていることを相談すると、電線の配線を変えてくれたり、鳥よけである電線カバーなどの対策をしてくれたりすることもあります。
鳥がとまるところがなくなるのですから、フンによる被害はだいぶ収まるはずです。
サイドミラーをたたむかカバーを付ける
鳥は同じ見た目をしたものを見ると、敵と勘違いしてしまいます。
ほとんどの鳥は、サイドミラーで自分の姿を見ても、自分であるとわかる「鏡像認知」がないため、威嚇としてフンをしてしまうのです。
車を使わない時間は、「サイドミラーをたたむ」「カバーをつける」などして、対策をしてください。
このような対策は、お手軽ですぐにできるはずですから、まずはこのような工夫からはじめてみてはいかがでしょうか?
車の鳥フン対策用のカバーを使用する
車へのフン被害が大きいようでしたら、思い切って車を丸ごと、鳥のフンから守ってみてください。
車を覆えるような普通のカバーでもいいですが、今は鳥のフン対策用のカバーを販売しているところがあります。
車を鳥よけグッズで包囲する
鳥のフンをなくすには、そもそも鳥を近寄らせないことが、フン被害がなくなる最大の近道かと思われます。
簡単にできる方法としては、「CDを吊るす」「鳥よけの磁石を置く」「カカシを置く」などが挙げられます。
ネットやホームセンターなどで、鳥よけのグッズはたくさん販売していますので、設置してみてください。
ちなみにAmazonでも、こんなグッズが紹介してありますので、参考にしてください。
鳥のフンがついてしまった時の対処法
次に、もう車をを汚されてしまったよ!と嘆いている人もいると思います。そこで、鳥のフンが付いてしまった時の正しい対処法をご説明させていただきます。
掃除で塗装を傷つけないためには、乾く前にふき取る習慣をつけること
よく見かける鳥のフンは、大抵が白くて固まったものかと思います。
しかし、鳥がフンをした後すぐはまだ液状であり、その時点でティッシュペーパーなどでサッと拭いてしまえば、簡単に落とすことができます。
鳥のフンは、付着後だいたい1日で固まります。一日中に何度も車を使用するのでしたら、乗り降りの時に毎回確認するように注意してください。
すでに白く固まっていたら、ふやかしてから掃除をすること
普段はあまり車を使わなかったり、長期間の外出で車を置いたままにしたりしている方も多いと思います。
こんなとき、結構、鳥がフンを付いていたことに後で気付くことも少なくないのではないでしょうか?
そんな固まってしまったフンは、水を含ませた雑巾などで拭くようにしてください。しかし、完全に固まったフンをふやかすのは大変ですよ!
そんなときは、お湯を含ませた雑巾をフンの上に乗せて、30分放置してください。放置した後そのまま拭いてしまえば完了です。
また、鳥のフンは車に付いてから経過した時間によって、除去方法も変わってきます。
長い間放っていたらカチカチにこびり付いてしまったフンや虫の死骸は、洗車シートでは手に負えないことが多いです。
そんな時は、無理にこすらないで、汚れたタオルを当てて80℃くらいのお湯をかけて、しばらく置いて見ましょう。汚れがふやけて落としやすくなりますよ。
広範囲に落とされていたら雨の日やホースでの散水後に作業
車のあちらこちらにフンを落とされて、掃除するのが面倒です。こんなときは、雨の日やホースでの散水後に作業をおススメします。
雨でフンが勝ってに落ちてくれるのかと思うかもしれませんが、こびりついたフンは勝手に落ちることはありません。
しかし、雨の日やホースでの散水後は、周りの空気中に水分が多く含まれている状態ですので、フンを落とすのに最適な環境といえるわけです。
雨が降って1時間ほどたったら、雑巾やタオルでふき取ってください。固まったフンは、水や湿気により簡単に落とすことができます。
こう言った方法を取れば、車の汚れは取れると思います。
つぎに、車が鳥のフンの被害をなるべく被らないようにするには、どうすればよいのかお話ししておきますね!
なぜ鳥は車にフンをするのか?
ところで、どうして鳥は車にフンを落としがるのか考えたことはありませんか?
実は鳥が車にフンを落とす行為は、威嚇やマーキングをするためだということをご存じだったでしょうか?
鳥は縄張り意識が高い生き物で、自分と同じような色をしている黒色・灰色・白色の車は、敵だと思っているそうです。
また、自分と同じ色のものを敵とみなすのですから、車にあるガラスやミラーなど、自分の姿が映ってしまうものも、敵だと勘違いしてしまうのは当然かもしれませんね。
つまり、鳥が車にフンを落とすのは偶然ではないのです。そこにはキチンとした理由があった訳ですね。
これはわたしの性格かも知れませんが、その時腹が立っても、すぐに忘れてします。
鳥のフンのことで、頭がいっぱいだったのに、次の瞬間は他の事に気を取られて、“そのこと”は、どっかに飛んで行ってしまっているんです。
いつまでも、車のフンはそのままだと見た目も悪いので、早く落としたほうがいいのはわかっていますが、ついつい後回しになって、日にちだけが過ぎてしまうんです!
放置したフンというのは、見た目が悪くなるだけでなく、車自体を劣化させる原因にもなりますからね。
まとめ
車への付着を未然に防ぐ対策と車に付いた鳥のフンの落とし方をご紹介しましたが、もう一度整理しておきます。
鳥のフン予防対策
- 電柱や電線から離れたところに車を止める
- サイドミラーをたたむかカバーを付ける
- 車の鳥フン対策用のカバーを使用する
- 車を鳥よけグッズで包囲する
鳥のフンが付いてしまった時の対処法
- 掃除で塗装を傷つけないためには、乾く前にふき取る習慣をつけること
- すでに白く固まっていたら、ふやかしてから掃除をすること
- 広範囲に落とされていたら雨の日やホースでの散水後に作業
どんなに素敵な車でも、ボンネットにフンが付いていたら魅力も台無しです。
塗装も剥がしてしまうし、運と違って付いていても何にもいいことはないので、フンを見つけたら直ちに除去してしまいましょう!