運動会や遠足など大切なイベントの前日など、どうしても明日の天気が気になるものです。
せっかく子供たちが楽しみにしているのに、もし雨だったらガッカリするだろうなあ?
せっかくお弁当やおやつの準備をしたのに全部無駄になっちゃう。どうしよう?(◞‸◟)
そんな気持ちになったとき、可愛いいお子さんと一緒にてるてる坊主を作って”おまじない”をしてみては?
“困った時の神頼み”
「でも、果たしてこんな”おまじない”、本当に効果があるのか?」と疑問に思う方に効果抜群のやり方をご紹介しますね♪
ただし、100%必ずかなうと思っていただくと大間違い!
ココが非常に難しいところです。
てるてる坊主の由来とは
では、どうして日本人はてるてる坊主を吊して晴れるのを願うようになったのでしょうか?
その起源を探って行って見ましょう!
てるてる坊主は、はっきりとした起源がなく、平安時代に中国から伝わってきた風習で、ほうきを持った女の子に似せて作った紙人形が雨雲を払ってくれると言われていたそうです。
しかしながら日本では女の子ではなく、「坊主」の表現で僧侶の人形として扱われています。
これには、だいたい次の3つのことが理由らしいです。
・日本では天気の回復を願うのは僧侶の役目だった
・人形が頭を丸めた僧侶に見えた
・女の子よりも僧侶のほうが効力がある
これらの諸説から、「坊主」になったと考えられているらしいです。
何か日本人らしい発想ですね!
てるてる坊主の由来について関心のある方はこちらへ→てるてる坊主の由来にはこんな意味があった!意外と知らない昔の風習
てるてる坊主は本当に効果があるのか
晴れの日を招く”おまじない”としてポピュラーなのが『てるてる坊主』ですが、そもそも”おまじない”とは何か調べてみると『超人間的な力を、人力で操作しようとする技術』と書いてありました。現実的に凡人には、だいぶ無理があるやり方です。
でも、お天気というものは詰まるところ雨が降るか?雨が降らないか?の二つに一つしかないわけですよね。当たる確率は50%程度です。それでも考え方によっては50%というのはかなり高い確率ですよ!
そうなると、この「おまじない」は結構効果があるのかもしれません。
ただ、人間の気持ちや行動が気象にまったく影響しないかというとそうと言い切れないところがあります。
なぜなら、天気は不思議と人の気持ちや行動に影響を与えるからです。「今日は天気が良いからどこかに出かけてみよう!」「今日は天気が悪いから出かけるのをやめよう!」といった具合に「何をするか」「何もしないか」という2つの行動に左右します。
つまり人の気持ちや行動は天候とどこかで繋がっていて”何かのエネルギーの影響を受けているのかもしれません。そう考えると逆の展開も考えられないでしょうか?
子供の頃、雨が降らないで欲しいと「てるてる坊主を作って吊り下げる」などの”おまじない”をして念じると以外と翌日は雨が降らなかったという経験をお持ちの方はいませんか?
信じがたいことですが、わたしには多少あります。偶然が重なったと片づけてしまえばそこまでですが!
ただ念じることと何もしないことでは結果は大きく異なることがよくあります。やはり念じると大きなエネルギーを引き寄せる力が働くのかも知れません。
そこで念じることに対するポイントを二つご紹介しておきますね!
気持ちを強くハッキリと持つこと
雨を降らせないで晴れさせたいならば、『絶対に晴れてもらいたい!』という気持ちを強くはっきり持つことが大前提です。その時の気持ちが少しでも弱いと段々マイナスの志向が働いて気持ちの方向性がズレてきます。
特におまじないといったたぐいは「これを願いたい」という強い気持ちをどれだけ抱いきつづけられるかが重要です。そうは言っても感情が揺らがないはずはありません。
最初は絶対に晴れてもらいたいと言う気持ちだったとしても、少し雲行きが怪しくなって来ると”せめてこの時間帯だけは雨が降らないでいて欲しい”と弱気になりませんか?
ただそれは、自分の中で不安が大きくなるほど芽生える感情です。最後まで「絶対に晴れさせる!」と強い気持ちを持ち続けるように意識し続けましょう。
もし心が揺らいで弱気になれば、効果が発揮されないし最初からなにもしなかった事と同じことになります。
気持ちが途中で変わると、天気も戻ってしまうとそう思っていてください。
感情が高まるようにすること
“感情が高まる”とは、どういうことか?
例えば何か興味を引く楽しみが生まれると、人の心はワクワクして来て抑えがたい感情が芽生えて来ますよね。
すると気持ちは前向きになり何か行動を起こしたくはなりませんか?
感情が高まるとは、こういうことを言うのですが、不思議と悲観的な不安が一切生まれて来ないものです。
では、そう言う気持ちにするにはどうしたらいいか?
簡単ですね♪もし晴れたらこうしよう、ああしようと本気でイメージして、その気になることです。
(^-^)
こういうスイッチが入れば、きっと状況は好転すると思いますよ!
効果がある吊るし方
願いごと果たすためにおまじないをするのは、最初に言ったように気持ちの持ち方が大切です。
“絶対に願いをかなえるんだ!”という意思の強さが大前提ですよ。
その次に大切なのはやり方にあるようです。昔から言われるやり方には、もちろん眉唾(まゆつば)ものが多いですが、きちんとした経験値という裏付けがあることも忘れないでください。
そこでてるてる坊主の吊るし方のポイントを紹介しますね。
2.吊るす前にてるてる坊主に顔を書かないこと
3.吊す場所は空や太陽がよく見える窓際や軒先で、方角は南側が良いこと
必ずお願いするときに、てるてる坊主には顔を書かないようにして下さい。願いがかなった時にお礼として顔を書いてあげてましょう。
そのあと、お酒を頭からかけて捨てるか、袋や箱に入れて捨て下さいね。
雨が降ってしまったときは、てるてる坊主に顔を書かずに箱や袋に入れて捨てましょう。
以上がてるてる坊主の吊るし方です。
まとめ
てるてる坊主を吊すせば、必ず願いがかない晴れるとは限りませんが、意識することはとても大切ですよね。これは“おまじない”に限ったことではないと思います。そこで、もう一度てるてる坊主の効果的な方法を確認しておきましょうね。
てるてる坊主で雨が降らない確率は50%だが、これは可能性としては、かなり高い方。これを少しでも意識することで、少しでも高くすることがてるてる坊主としてのおまじない。
- 気持ちを強くハッキリ持つこと
- 感情が高まるようにすること
- 必ず晴れてほしい日の前日に吊るすこと
- 吊るす前にてるてる坊主に顔を書かないこと
- 吊す場所は空や太陽がよく見える窓際や軒先で、方角は南側が良いこと
意識して何か行動するのとしないのとでは、まったく結果は異なります。それほど人の願いは状況を変えることができるとわたしは思いたいです。