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味覚がお国柄で違うのは、なんでだろう⁇

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えーーーこれ本当にカレーライス⁇

 

随分、以前のことですがお隣の韓国へ留学したことがあります。

ちょうど大学が休みに入ったので、友人と一緒にソウル市内に遊びに
行った時のことです。

繁華街は初めてだったのであちらこちらと廻っていたところ、
お腹が好き、路地沿いある感じのいいレストランに入りました。

二人とも余りお金もなかったのですが、せっかく都会に来たのだから、
少しだけ贅沢をしようとカレーライスを注文したのです。

メニューに載っていた写真を見ると、とても美味しそうでした。

(゚∇゚ 😉   美味そー⁈

ところがウエイターが運んでくれたカレーを早速食べて見てビックリ⁉︎

わたしが日頃、日本で食べているカレーとは、全く味が違うのです。

あとでわかったことですが、韓国の人たちは、いつもキムチなど刺激物
の多い食生活を幼い時からしているので、
どうやら辛味に対する味覚がちょっと日本人と違うことが
原因だったようでした。

 

過度な刺激

 

もともと辛いものや熱いものというのは、“味”として出なく、
“痛み”として感じます。

辛いものや熱いものを摂取しすぎると、味蕾(みらい)が必要
以上に刺激され、年齢にかかわらずこの器官が破壊され減少し、
味を感じ難くなってしまうというのです。

補足;味蕾とは舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官、
にんげんの舌には約10.000個の味蕾があるそうです。

 

味覚障害の原因

 

味覚障害は、女性では40歳以上、男性では50歳以上から増え始め
割合としては女性の方が多いと言われているそうです。

味覚を感じられないと、食べることや飲むことを不快に感じ、
また腐った食べ物や毒を持つ食べ物がわからないと、
最終的には生命の危機につながる可能性があります。

(゚ロ゚;)エェッ!?

それでは主な原因について詳しく見ていきましょう。

 

亜鉛の欠乏

 

味覚障害の多くで見られる原因は、亜鉛欠乏症があります。

なぜ、亜鉛が不足すると味覚が低下するのでしょうかーーー⁇

体内に含まれている亜鉛の量は約2gであり微量ですが、
体内の酵素の成分となっており、タンパク質やインスリンなどを
生成する働きのほか、味覚を感じる味蕾(みらい)作りに
欠かせない働きをしているようです。

※ポイント;味蕾(みらい)を構成している細胞は、
体内の細胞お中でも、新陳代謝が非常に活発な細胞であり、
10日前後で生まれ変わると言われています。

このため、体内の亜鉛が不足すると味を感じる細胞の再生が
追いつかずに味覚障害が起こりやすくなります。

亜鉛欠乏症の要因には、薬によって亜鉛の吸収が妨げられる場合や
胃腸疾患による亜鉛の吸収力の低下、食生活の偏りにより亜鉛不足になる場合があります。

 

まとめーー

 

以前の日本の食生活は、質素であってもバランスが取れた食生活をしていました。

だから、亜鉛なども、そう意識せずとも自然と取れていたのかもしれませんよね。

最近は健康食ブームでビタミン・ミネラルなどが何かと騒がれて来るようになったようです。

亜鉛、カルシウムなどのサプリメントも人気を集めているようですが、
できれば自然の中から、こうした貴重なものを口に入れたいものです。

どんな素晴らしいサプリであったとしても、生命を宿した自然のものに
勝るものはないはずですからね。

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