🔴身近な生活の中の刺激
いつも、気になる焼き鳥さんがあり、ついついその匂いに引き込まれそうになります。
そこは、ちょっと郊外なのですが、車がいつも並び、人が入り口で列を作っているのです。
こんな焼き鳥屋さん見たことがないと、驚きと興味が一緒に湧いてきました。
ただ、残念ながら何となく敷居が高くて、まだ「のれん」は 、くぐれていない状態なんです。
これとは対照的ですが、昨日、家内の前からの依頼もあって、午前中ゴミ処理場に燃えるゴミと粗大ゴミを車に積んで持って行きました。
実は、この中に生ゴミも乗せていたので、この炎天下の夏、その臭いが強烈で、もちろんエアコンをつけてごまかして見ても、なかなかこの臭いは消えませんでした。
ところが、しばらくすると、この強烈な臭いも、さほど気にはならなくなったのです。
こんなに鼻が曲がるような悪臭が、車に乗った時ほど気にならなくなったのは不思議でしたが、人間の嗅覚には、実は都合の良い性質があるようなんです!
🔴嗅覚も嗅ぎ続けると疲れちゃう?
どこからともなく、美味しそうなカレーの匂いを感じてお店に入ってみても、その匂いをいつの間にか感じなくなっているという経験はありませんか?
私たちは同じ匂いを嗅ぎ分けていると、嗅覚(きゅうかく)が低くなる“嗅覚疲労”を起こして、匂いの感じ方が弱くなってしまうそうです。
これは、嗅覚が他の感覚に比べて、疲れやすいという特徴を持っているからだそうですよー!
しかし、嗅覚疲労は同じ匂いだけに起き、疲れていても別の匂いは嗅ぎ分けられるというからいい加減なものですね⁉︎
実は同じ匂いを嗅ぎ続けると、脳へ伝えるための電気信号が伝えにくくなり、さらに、その匂いの信号を送らなくなっていくようです。
この現象を「脱感作」(だつかんさ)というんですって?
脱感作があることで、その場の匂いに鈍感になりますが、新たに生じた匂いには気付きやすくなり、周囲に変化を敏感に嗅ぎ分けることができるようです。
香水販売店びは、幾種類もの匂いを試していただくために、コーヒーの豆が置いてあります。
嗅ぎ分けて脱感作した香水の匂いを、コーヒー豆の匂いを嗅ぐことで、再び呼び起こすことができるようにするためらしいのですが、考えたものですね!
🔴まとめーーー!
ミスターマックスに行って、夏も近いのでコロンか香水を買いに行こうと思い立ち寄ってみました。
いろんな種類の香水があって、ちょっとキツイものもあれば、まろやかの香りのものもある。スキッと爽快感を感じるものもあれば、なんとなく控えめで甘い香りのものもあっていろんなサンプルを嗅いでいるうちに何が何やらわからなくなってしまったのです。
そこで、また同じサンプルをもう一度嗅いでみたのですが、最初に嗅いだ香りが薄く感じて物足りない気持ち担ってしまいました。
今になって考えて見ると、これは「嗅覚疲労」というものだったのですね!もし、ここにコーヒーの豆が置いてあったら、また違った商品の選択をした買い物をしたのかもしれません。