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電気ケトルの掃除!酢とクエン酸と重曹を効率的に使おう!

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とても便利な湯沸かし器が電気ケトル!

わざわざガスを使ってヤカンでお湯を沸かさなくても、電気で簡単に沸かせますので、もう馴染みの電化製品の仲間入りになってきましたね!

ただし、しばらく放置しておいたりすると白い斑点がポットの底についていたりします。

この白い斑点はカビではないかと勘違いしやすいですが水垢ですから安心してください。

ところが、電気ケトル内の水垢を、そのまま放置すると汚れがこびりついて熱が伝わりにくくなってきます。

 

また、水垢が酷くなると雑菌が繁殖して臭いの原因になっていることもあるんですよ!

なんとなくですが、独特の匂いが出てきて、お茶などの風味か落ちたりしますので気を付けてください。

 

そこで、おいしいお湯をいつでも沸かせるように身近なもので電気ケトルの掃除方法をご紹介したいと思います。

 

特に代表的なのは、お酢・クエン酸・重曹などですが、それぞれの特性を理解して活用するとさらに上手く洗浄ができますよ!

 

電気ケトルの汚れは何が原因でできる?

 

電気ケトルの底に溜まる汚れ(斑点)の正体は水垢の汚れだとお話ししました。

これは水分の中に含まれるカルシウムマグネシウムなどのミネラル分不純物が水分の蒸発により結晶化すして容器の底にこびりついてカビのように見えるだけなんです。

従って、この汚れは人体に影響を及ぼすことはありません。

ただし、そのまま放置しておくとお湯に臭いがついてお茶やコーヒーに使うとき少し味が変わることがあります。

 

場合によって電気ケトルの機能にも影響を及ぼす可能性もあるので、手入れは怠らないように心がけたいものです。

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酢とクエン酸と重曹の特性と上手な使い方

 

水垢は基本的にアルカリ性です。従って電気ケトルの汚れも同じものなので水垢掃除として使えるもので落とすことができます。

素材クエン酸重曹
pHpH
2.5~3
(弱酸性)
pH
2~2.5
(弱酸性)
pH
8
(アルカリ性)
ミネラル結晶
溶解度
あるあるない
タンパク質・油性
溶解度
ないないある
サビ溶解度ないないある
臭いツンとする臭い無臭無臭
揮発性あるないない

参考:「お酢掃除とクエン酸掃除」その違いと適した掃除場所は? | re:sumica (resumica.jp)

 

具体的にはお酢とクエン酸です。なぜならどちらも酸性の成分だからです。では、お酢とクエン酸どちらがよく水垢が落ちるのでしょうか?どうせなら、より効果があるほうを使いたいですからね?

お酢とクエン酸の特性を比較どちらが効果的

 

まず、お酢とクエン酸の場合のそれぞれの特性は上の表を見ていただくと一目瞭然ですが、お酢がクエン酸よりも酸性のpHが高いです。

では、「お酢のほうがよく汚れが取れるのか?」というとが実際はあまり大差はないようです。

それに酢は無臭のクエン酸に比べて”ツンとするにおい”があるのが気になるところです。

 

ただし、お酢はクエン酸にはない揮発性が高いという特性もあるのですぐににおいは消えます。

どうしても酢のにおいが苦手な方はクエン酸を使うのがいいかもしれません。

 

通常の浄化をする場合は水垢やせっけんカス、尿などのアルカリ性の汚れを落とすので洗浄した後の水拭きなどは、お酢の場合はしっかり拭き取れば短時間できれいに取れます。

これに対してクエン酸の場合は少し時間を置いて拭き取らなければなりません。その代わり軽く拭き取るだけですぐに拭き取れるのが特徴です。

 

ただし、電気家ケトルの洗浄の場合はどちらとも2時間ほど洗浄時間をおかなければならないので、洗浄力もあまり変わりはないようです。

 

お酢・クエン酸と重曹の特性を比較

 

お酢とクエン酸はアルカリ性の汚れは得意ですが、油汚れや手垢など酸性の汚れは不得意です。

したがって電気ケトルの外側はお酢やクエン酸ではなく重曹を使って掃除することをおススメします。重曹はこの二つと反対にアルカリ性の成分だからです。

ポットの内側に赤茶色の汚れが付着している場合はポット内部のステンレスに傷が付いてサビが出ている場合があります。赤茶色のサビだったらお酢クエン酸で落ちますが、落ちにくい黒サビだったら重曹を使って取れることもあるので試してしてみてはいかがでしょうか。

それでは、次に電気ケトルをお酢・クエン酸・重曹を使って掃除する場合のやり方をご紹介します。

 

❶お酢を使っての洗浄方法

 

出典:電気ケトルの掃除|クエン酸で洗浄できる!洗い方のポイントを解説 | コジカジ (cojicaji.jp)

 

お酢は酸性の性質ですから、水垢を中和することができます

電気ケトル内にコップ1杯分お酢を入れ、水を注いで満水にします。

次に沸騰させて、汚れが分解するまで2時間ほど放置します。

2時間たったらお酢で割ったお湯を捨て、容器内を数回水で注ぎます。

もし、汚れが残っていた場合は、もう一度同じ方法で洗浄を繰り返しましょう。

 

 

❷クエン酸を使っての洗浄方法

 

出典:電気ケトルの掃除|クエン酸で洗浄できる!洗い方のポイントを解説 | コジカジ (cojicaji.jp)

 

クエン酸も酸性ですので、クエン酸を使った洗浄方法は次の通りです。

まず、電気ケトルに満水になるまで水を注ぎます

満水の容器大さじ1杯クエン酸を入れて、軽く混ぜて沸騰させる

沸騰させてから2時間ほど放置しておく

2時間過ぎたら、クエン酸を溶かしたお湯を捨て、容器を数回水で注ぎましょう

汚れが残っていた場合は同じ洗浄方法を繰り返すようにします。

 

 

❸重曹を使っての洗浄方法

 

出典:電気ポットを簡単に掃除する方法!クエン酸や重曹で安心キレイ| (interior-book.jp)

 

電気ケトルの外側につく汚れは主に手垢です。また、電気ケトルが置いてある場所によっては飛び散った油の汚れが付着する場合もあります。

これらの汚れは先ほど説明した通り酸性の性質を持っています。

こういう時には弱アルカリ性である重曹を使うと容器の外側に付着した汚れは落ちやすくなります。

準備するものはぬるい重曹水ふきんです。

400~500㎖ぬるま湯大さじ1杯重曹を入れ、軽くかき混ぜます

ふきんに重曹水を滲み込ませます

重曹水を含んだふきんで電気ケトルの容器の外側を拭いていきます。汚れがひどいところは、少し念入りに拭き取るようにしてください。

これで、手垢で汚れた表面は綺麗になるはずです。

 

 

以上のやり方で電気ケトルの内側と外側は概ね綺麗にできます。問題は汚れがこびりついて落ちにくくならないようにどれだけ定期的に掃除できるか?そして掃除するときの注意点でです。

 

汚れの蓄積を防ぐ掃除頻度と注意点

 

どうしても、電気ケトル内の水垢は目立たないため、”掃除は時間がるときに…”とついつい先延ばしにしてしまう傾向にあります。では、具体的にどのくらいの感覚で掃除したらよいのでしょうか。

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定期的な掃除のサイクルと時間

 

電気ケトルの掃除は、毎月1回はする習慣を付けるようにしてください。水だけ入れて使うので、あまり汚れが目立ちませんが、実はいろんな不純物も多く蓄積しているので、実際はかなり汚れているようです。

電気ケトルの掃除に費やす作業時間は、せいぜい10分程度ですから、なるべく行うようにしましょう。

どうしても、忙しく時間がない場合でも、3か月に1回は行うように努力して下さい。3か月以上放置すると汚れの蓄積が激しくなり、掃除が大変になります。

 

洗浄する上での注意点

 

お酢やクエン酸、重曹などは口にしても基本的には無害です。ただし、沸騰させた後、そのまま2時間ほど放置しますので、その間、家族が誤って使用しないように「洗浄中」という張り紙などをしておく気遣いも必要です。

 

また、お酢やクエン酸は酸性ですから、あまりにも長時間放置すると内部の腐食を起こす原因にもなります。なるべく2時間以上は放置しないようにしてください。

 

まとめ

 

電気ケトルの掃除は基本的には短時間でできますが、どうせ掃除をするならば、なるべく綺麗になるよう効率よくやりたいものです。

 

そこで、身近にあるお酢やクエン酸、重曹の特性をよく理解した上で洗浄すると電気ケトルも驚くほど綺麗になるし長持ちもします。

 

後は、いつでも、気持ちよくおいしいお湯を沸かせるように定期的な掃除をできるように習慣付けれるようにしましょう。

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