☆見た目より若い老婦***
あるご婦人は見た目は70代後半に見えるが、実は87歳で、ご主人は90歳を今年迎えるという。
二人ともどこが悪いという訳ではなく、足腰もしっかりしている。強いて言えば、ご主人さんが歳が多いだけ、腰も曲がり歩く時も杖を使っているようだ。
それにしても高齢でありながら、二人とも健康だということが羨ましい。
はたしてわたしも、この年齢になって元気でおられるだろうか?自信がない・・・
☆生きがいを見つける?***
つい最近、日野原重明先生が105歳の生涯を全うされた。医者としで生涯現役を貫かれた方だ。
晩年、体調を壊された時は、もちろん仕事も休まれていたようだが、それにしても大したものである。☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
さて、本筋に戻すが、このご婦人、実は趣味でウクレレを習ったり、コーラスにも入っている。また、レグダンスにも挑戦されて、本当に気持ちが若く、会話をしていても話が弾む。
どうして、こんなに元気でいられるのだろうか?もちろん食生活も気を付けておられるようだか、基本的に何でも食べて好き嫌いはない。
年に2回ほど、海外旅行や国内旅行にもよく行かれる。グループ旅行も行かれるが、息子さん夫婦が連れて行ってくれるそうだ。
☆親思いの息子***
このお客様には2人の息子さんがおられる。その内一人は高校の校長先生だったと思う。すでに60歳は越えているらしいが、二人とも親思いで兄弟仲も良いらしい。
だから、息子たちに、あちこちと連れて行って貰い、いろんな刺激を受けることも、もしかして若さの秘訣ではにだろうか?
背筋は真っすぐで姿勢が良く、声もハキハキしている。とても好奇心が旺盛なご婦人のようだ。
羨ましいのは、やはり、旅行に連れて行ったり、いろいろと贈り物をしてくれる親孝行や息子さんたちがいるということだ。
最近は時代がそうさせるのかは知らないが、親子関係や兄弟関係、ましてや親戚付き合いも疎遠になってきた。
もちろん、それぞれが今は生きて行くことに精一杯で自分の家族を守ることが最優先だから仕方がないかもしれない。
だから、逆に、こういう親子が珍しいように映るのかもしれない。
親は87歳で、子供のように若々しい。子供は子供で、もう60歳代の息子たちだ。一体どんな会話をしたり、どんな行動を取るのだろうか?その当たりのほうが、なにか関心を引くものがあった。
しかし、親子には年齢など関係ない。どんなに歳を取ろうが、子供は子供であることに変わりがないからだ。
( ̄ー ̄)ニヤリッ
☆まとめ***
でも、世の中、こんな親子ばかりだったなら、もっと未来は明るい希望を感じるに違いないはずだ。お盆は新神戸へ夜景を見に行くと言っておられた。とても楽しみにしておられるようである。
ちょっぴり話された口元が緩み、目が細くなったいたから本当に嬉しいのだろうな?とすぐに分かった。
残念ながら、ご主人様は足腰が弱いので、飼い猫の華ちゃんとお留守番らしい。本当は家族みんなが集まるのが一番なのだが…
でも、今どきこんなに仲の良い家族は本当に珍しい。わたしの晩年も、こんなふうに迎えられたら、どんなによいだろうと心から、そう思うのであった。