若い時は、さほど寒いに敏感でなかったわたしですが、やはり年齢とともに、そういう訳にも行かなくてなって来ました。特に寒い夜などは、何度か目が覚めてトイレに行くことが多くなって来たからです。
そういう時に、湯たんぽを抱いて寝るようになると朝までぐっすりと眠れるんですよね。
たかが湯たんぽと最初は思っていましたが、これほどの効果があるなんて本当にビックリです‼️
(╹◡╹)
そこで、この“湯たんぽ”の素晴らしさと、どうせ使うなら、一番効果的な使い方を紹介したいと思って内容をまとめてみました!
ズバリ!湯たんぽは、こういう使い方が効果的
湯たんぽを当てる場所にもポイントがあります。冷たくなりやすい手や足先に当てがちですが、体の末端を温めても体幹から冷たい血がまわってくるため、なかなか温まりません。足先だけを温めても、血液が心臓に戻る過程で冷やされ、結局足は冷たいままなんです。
そこで、次の順番で「付け根から」温めて見てください。足の場合だったら、
他にも、こういう手順を踏むと結構効果が期待出来ますよ!
・お風呂から上がった後は「肩甲骨の間」を温めてみてください。肩甲骨の間には熱を作り出す脂肪があるため、体温を保つ働きを促します。
・睡眠前は体幹部と大きな筋肉のある太ももや二の腕を温めることで、温かい血液が全身に流れ、体が温まりやすくなります。
・睡眠前は体幹部に当てておくのはもちろん、あらかじめ布団に入れておくのも効果的です。その際は「お尻の位置」に置くようにします。
・布団に入る30分ほど前に湯たんぽを布団の中に入れておくのがオススメです。
ポイントは、身体を芯から温めるためには、心臓に近い位置から温めるのが効率的な温め方です。そう考えると布団に入れて置く湯たんぽの位置も、なるべく中心に置いておくことが早く身体全体が温まり易くなるということです。しかも、温まった布団の熱が無駄に外へ逃げてしまうことなく、しっかりと体を温めてくれます。
なぜ、湯たんぽがいいのか?
では、「なぜ、湯たんぽがいいのか?」そのメリットをいくつかご紹介しますね!
電気やガスを使わないのでエコになる。
お湯を沸かすときには電気やガスが必要ですが、布団の中で使うときには電気やガスは必要ありませんよね。もちろん電磁波による悪影響やガス中毒なんて心配は皆無です。
体にやさしい自然なぬくもりを味わえる。
暖房器具は常に設定した温度を保ち続けますが、時間の経過とともに暑く感じることがあります。しかし、湯たんぽは、最初は熱く、眠りが深まるにつれて徐々に温度が下がっていきます。体にやさしい自然なぬくもりに包まれながら眠ることができるのが魅力的です。
値段が安くて、しかも長持ちする。
価格的にも入手しやすいものが多く、しかも構造が非常にシンプル。壊れにくいため、末永く使い続けることができます。
湯たんぽは熱量が非常に大きい。
一般的な電気毛布が約5万5000キロカロリー/時間であるのに対し、沸騰したお湯2リットルを入れた湯たんぽを使った場合の熱量は約13万キロカロリー/時間 その上、その熱量を安全に、かつ身体に直接触れさせて伝えることができるので、身体を温める道具として、とても優秀なんです!
そこで、よく湯たんぽの比較対象として上げられるのが電気毛布です。この電気毛布のデメリットは長期間使うとカラダに悪いと言われていることです。
主な理由は次の2つです。
一晩中つけたままで使用する人もいますが、そのような使い方をしていると身体が脱水にかかり朝起きると喉がカラカラになります。また、肌も乾燥します。
② 体温調節できない
そのため。正しい使い方を守らないと身体の体温調整がうまくできなくなったり、脱水症状にかかったり疲れが取れなく免疫力が下がることで風邪をひきやすくなります。
湯たんぽの種類と利便性を比較
湯たんぽは、結構昔からあるものですが、最近の湯たんぽブームで結構、保温性や耐久性ばかりでなく利便性を重視した湯たんぽも結構出廻ってきました。そこで、それぞれの湯たんぽの特徴などを比較したまとめてみました。参考にまでにご覧ください!
湯たんぽの種類と優劣比較 | 熱伝導率 | 保温性 | 持続性 | 耐久性 |
---|---|---|---|---|
プラスチック製 | やや低め | 劣る | 長い | 腐敗の心配はないが変形する |
ゴム製 | やや低め | 劣る | 長い | ゴム特有の臭いあり |
ブリキ/トタン製 | 高い | 高い | やや短い | 良い |
純銅製 | 最も高い | 抜群 | 短い | 優れている |
陶器製 | 高い | 高い | 長い | 破損しやすい |
金属製とプラスチック製の湯たんぽは、最近の研究結果では余り保温性は変わらないという話も聞いたことがあります。
わたし自信も正直言って当然だろうな?と思いました。実際、当てて見てそんなに温度差を感じるはすがないし、多少の大差があったところで、余り関係ないと思うからです。
ただ、強いて言わせて頂ければ、やはり金属製の湯たんぽがちょっとおすすめという感じでしょうか?その理由を説明させていただきますね!
結論:【表面の温度が違う】
例えば80℃のお湯を入れた場合、金属製湯たんぽの表面温度は限りなく80℃に近づきます。
ところが、プラスチック製の湯たんぽは60℃近くまで低下します。(※表面温度が---)
表面温度80℃の湯たんぽが朝になって60℃になっているのと、60℃の湯たんぽが40℃になっているのでは、前者の方が「朝までずっと暖かい」と感じるはずです。
お風呂のお湯に手を入れてみるとこを想像してもらったらわかりやすいかと思います。
80℃のお湯と60℃のお湯、どちらも「アツっ!!!」ってなりますが、60℃のお湯と40℃のお湯だったら、ハッキリ違いが判るはずです?
この表面温度の差が、「金属製の湯たんぽの方が保温性が高い」と言われる理由なんです。
まとめ
湯たんぽの種類は、このようにさまざまで、それぞれ長所もあれば短所もあります。そして、いろんな利便性も考え、一番良いものを使うのがいいに決まってますが、わたしとしては、さほど神経質には考えていません。
むしろ、いかに効果的なやり方で、一番良い結果を出せるかだと思っているからです。だから、毎日の習慣性の中で持続して行けば保温性や熱伝導に多少の違いがあっても期待している効果は得られるはずですよ!