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さつまいもの見分け方、美味しい芋かを判断する3つのポイントとは?

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毎年さつまいもが美味しい時期になると、スーパーマーケットでも石焼芋のコーナーがあって保温用の機械の上に、いくつか寝かせてありますよね。入り口に入ると、すぐに香ばしいニオイが鼻を突き意識がそちらに奪われてしまいます。

 

焼き芋と言えばやはりホクホクした食感がたまりませんが、最近は少し趣向が変わって来たようです。

 

その原因はいろんな品種が増えて来て消費者の関心が“甘さ”優先と言った方向に傾きかけているからです。

 

中でも、「安納芋」が毎年じわじわ人気を伸ばし来て、「ホクホクしたさつまいも」よりも「ねっとり甘いさつまいも」がブームだということもよくわかってきました。

 

それでも、“ねっとり甘い品種が流行っていると言っても、やっぱりさつまいもはホクホクだよね‼︎”という人もいますし、食べ方によっても適した品種は変わってきます。それに、上を見れば切りがないですからね。

 

 

 

美味しいさつまいもの見分け方

 

 

では、最初に美味しいさつまいもとそうでないものとの違いを見分けるポイントが3つほどあるので、これを紹介しておきたいと思います。

 

芋の重さを見てみること

まず、美味しいさつま芋は同じくらいの大きさであれば、手に持った時にずっしりと重みを感じる方がオススメですよ。また、形はひょろひょろと細長いものではなく、ラグビーボールのようにふっくらとしたさつま芋を選んでみてください。変わった形よりも見た目が美味しいさつま芋の方が、甘さや美味しさに関しては可能性が高いように思います。

 

 

 

蜜が多いさつま芋を見つけること

もし、皮に蜜がにじみ出ているさつま芋を見つけたら、確実に蜜たっぷりで甘くてオススメです!でも、スーパーではそんな素敵さつま芋にはなかなか出会えないと思いますよ。やはり知人などの畑から収穫された新鮮なものから選ばせてもらうのが一番です。

それから、さつま芋の両端の切り口を見てみるのもオススメです。切り口に蜜の出た跡が有れば、甘さが期待出来ますからね。切り口がべたついていたり、切り口に黒や茶色の斑点があるさつま芋を選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

皮や表面のデコボコ度を見てみること

皮の色が均一で鮮やか、そしてツヤの有るさつま芋がオススメです。  また、さつま芋の表面に窪んでいる部分がありますよね?よく見ると、ひげの根がはえてたりするかと思います。その窪みが深いという事はひげが堅いという事になります。ひげが堅かったり、表面に黒い斑点があるものは繊維質が多めでねっとりとした食感が半減している可能性が高いので敬遠された方がいいかも知れません。

その為、ひげの根が浅く、できるだけ表面のデコボコが少ないツルッとしているさつま芋を選ぶことをお勧めします。ただし、焼き芋以外の使い道で有ればボコボコして繊維質なさつま芋の方が良い事も有るかもしれませんけどね。

 

 

選んではいけないさつまいも

 

それでは、逆に余りおすすめできないさつまいもも当然あります。その見分けるポイントを、こんどは上げておきましょう!参考にしてください。

 

芽が出ているようなさつま芋は食用としてはあまり良い状態で保管されてこなかった証拠です。 さつま芋の芽には、じゃがいもの芽のような毒性は無いのですが、芽が出ているという事はさつま芋の養分が芽の成長に使われているという事ですから、当然、さつま芋自体の味も落ちていることになります。

 

また、みなさんは八百屋さんやスーパーに行った時、さつま芋の表面に黒い斑点がついたものを見かけたことがありませんか?実は低温にさらされた時、さつま芋は低温障害と言って、表面に黒い斑点が現れる事があります。これは、さつま芋はお店に並ぶまでに保存状態が良くなかった場合になってしまう状態です。こうなったさつま芋は味が落ちている場合が多いので避けた方がいいと思います。

 

 

さつまいもの品種ごとによる違い

 

ここではさつまいも人気品種ベスト5を紹介します。ねっとり甘い品種がはやっていると言っても、やっぱりさつまいもはホクホクだよね、という人もいまし、食べ方によっても適した品種は変わってきます。どの品種を育てるか迷っている人は「味」「食感」「食べ方」で選んでみてはいかがでしょうか?

 

 

ホクホク系のさつまいも

 

・金時

皮色が鮮やかで甘みが強く、やや粉質のため昔ながらのホクホクの食感が味わえます。焼き芋にすると外はパリパリ・中はホクホク甘く、天ぷらにも良く合う万能タイプです。

 

・紅あずま

関東を中心に流通している品種で、東日本でサツマイモといえばコレのこと。名前の通り皮は濃い赤褐色で、繊維質が少ないのが特徴。粉質で焼き芋にすると自然なホクホクした食感になり、他料理にも金時同様オールマイティに使えます。

 

しっとり系のさつまいも

 

・紅はるか

従来のほくほく系と最近ブームのねっとり系の中間。ねっとり系もいいんだけど、やっぱりさつまいものほくほく感は欲しい…だったり、ねっとり系は甘いけど味が濃くて飽きてきた…というニーズに応えて登場した品種達です。しっとり甘くなめらか、でも従来のほくほく感も残っているのが特徴。

 

ねっとり系のさつまいも

 

・安納芋

蜜芋と呼ばれる、焼き芋にすると中からトロ〜ッと甘い蜜がこぼれ出すのが特徴。とにかく糖度が高く、水分も多めですがクセも強めです。ねっとり甘いので料理としてよりもスイーツ的な用途がメイン。

 

 

・シルクススイート(極甘)

ここ最近登場した品種で絹のような「とにかくなめら」な食感が特徴。濃厚な甘みですがわりかしスッキリとした味わいで後味が残らない上品な舌触りです。安納芋に続くブレイクがさつまいも業界(?)で最も期待されているニューカマーです。貯蔵することで本当の甘みを発揮するため、2ヶ月程度貯蔵することをおすすめします。スーパーでもあまり出回ってないので、今までにない感動モノの食感を味わいたい方にオススメです。

 

 

 

 

まとめ

 

消費者の関心は、とにかく簡単に手に入り、しかも美味しいものを食べたい‼︎ということがすべてだと思います。そのためには、少々お値段が高くても構わないという安易な気持ちも湧いてくるものです。

でも、身の周りにも採れたてで美味しい物はたくさんあります。さつま芋も品の選び方や、保管の仕方、料理の工夫によっては、どれだけでも美味しく食べられるはずです。むしろ、自然の営みの中で、旬な時期に収穫され、その新鮮なものに多少の手を加え出されたものほど、贅沢で一番美味しいものかもしれませんね。

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