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芋掘りで収穫したさつま芋!保存方法を分かりやすく整理しました

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秋は、たくさんの収穫が多い時期です!特に芋掘りはやっていても楽しく立派なさつま芋が土の中から顔をのぞかせるとついつい嬉しい気持ちになるものです。

”もっと大きなものはないかな?”と時間も忘れて熱中し過ぎてしまったことはありませんか?

 

さて、大量に収穫できたのはいいのですが、せっかく掘り起こしたさつま芋。

美味しく食べれるように長期で保存しておきたいものですよね!

 

そこで、どうしたら長く味覚を落とさないで保存できるか?ご紹介しておきたいと思います。

 

さつま芋の保存方法の手順

 

まもるくん
まもるくん
さつま芋の保存方法って、ただ新聞を巻いて段ボール箱にいれておいたらいいんじゃない?
なおみさん
なおみさん
おおまかなことは、そうだけど少しでも長く保存できて、しかも美味しく食べれるためには、ちょっとしたコツがあるの!それが次の5つのポイントを認識しておくことよ。

 

”さつま芋の保存をよくして味を落とさない方法”

  1. 保存する芋を選別する
  2. さつま芋をよく乾かす
  3. 新聞紙にくるんで保存
  4. 保存場所を考える
  5. 保存期間の確認

 

では、美味しさを損なわないように保存するための5つのポイントを確認していきますね!

 

1.保存する芋を選別する

 

傷がついて皮がむけてしまっているさつま芋や小さいさつま芋は、痛みやすいので基本的に保存には向かないので早く食べるようにしましょう。

傷が多すぎて食べれない場合は、次のようにして消化してみてはいかがでしょうか?

 

  • 生のさつまいもを短冊切りや輪切りにしてそのまま冷凍保存
  • 輪切りにして茹でたり蒸したりする
  • 蒸かして潰しスイートポテト等を作る

 

2.さつまいもをよく乾かす

 

1.芋掘りしたさつま芋を泥がついたままの状態で日光に当てる(ただし、堀った当日のみ)

2.このまま2~3日は陰干しにする

 

なぜ、「陰干しにするか?」というと、こうすることで芋の糖分にさらに甘みが増し、さつま芋のまわりについた水分も飛ばすことができるからです。

陰干しが終わったら、芋についた乾いた砂を払うようにします。

 

3.新聞紙にくるんで保存

 

泥を落としたら、次のようは方法で保管しましょう。

1.新聞紙に1本ずつ、細いさつまいもは数本まとめて新聞紙にくるむ

(※細いと傷みやすいのでなるべく保管は避ける)

2.段ボールや発泡スチロールに入れて保存

部屋の中で保存する場合は、段ボールに入れて保存してください。

寒い地域であれば、発砲スチロールに入れて保管するのがおススメです。

保温用の発泡スチロールの箱は、市販でも売っているので、寒い地域にお住まいの方はぜひ購入して保管するようにしてください。

ただし、箱を密閉すると多湿になって腐敗の原因になるので注意しましょう。

もちろん、ビニールに入れておくのはよくありません!

 

3.段ボールや発泡スチロールのフタに数か所、通気口の穴を開ける

まったく密封してしまうと湿気がこもりやすくなります。そうなると傷みや腐敗を早めてしまう原因を作ってしまいます。

一応、さつま芋が傷んだり腐ってくる兆候としては、次のような状態になってきます。

  • シワっぽくなる
  • 色が濃くなる
  • 触るとグニョっと柔らかい
  • 触るとベトベトしている

他に保存が悪く湿気が入ると白カビや青カビが発生する場合もあります。

ときどき段ボールやスチロールの中を覗いてみたとき、色や弾力がいつもと違う場合は傷んでいる証拠なので処分するようにしてください。

 

4.保存場所を考える

 

保管するときは、一貫した決まりごとがあります。それは、つぎの2点のポイントです。

 

  • 室内はなるべく温度差がない場所に保管すること
  • 直射日光の当たらない場所(冷暗所)で保管すること

 

この2点を保管する場合しっかり守ってもらうと、おいしく長期保存することができますよ。

さつま芋の貯蔵適温と湿度は以下の通りです。

  • 貯蔵適温13~15℃
  • 湿度80~90%

 

注意していただきたい温度は20度以上です。これ以上の温度になると発芽してしまいます。

 

まもるくん
まもるくん
だったら、簡単じゃないか!温度のなるべく低い場所に保存しておけば問題ないよね!
なおみさん
なおみさん
ところが、さつま芋は温度が低いのが苦手で、あまり低すぎると低体温障害を起こしてしまうの。意外とデリケートなところがあるのよね!

基本的にさつま芋は10℃を下まわると低温障害をおこしてしまいます。くれぐれも温度が低すぎる場所にも気を付けましょう

 

低温障害を起こす温度としては5~10℃なら短時間なら大丈夫ですが0℃以下でしたら、短時間でも芋が傷んで腐ってしまうことになります。

 

なるべく温度と湿度を一定に保てる場所に保管しましょう。

 

5.保存期間の確認

 

保存に成功すれば3月頃くらいまで大丈夫ですよ。

なるべく長い期間保存したい場合は、やはり温度と湿度を一定に保つことがポイントですね。

特に温度差が激しいと結露やカビが発生する原因になりますので気をつけましょう。

 

もし、そのまま放置に近い状態で保管するならば、土が完全に乾いた状態であまり温度の変化がない場所に置いておけば1ヶ月くらいは大丈夫です。

 

また、さつま芋の特性を知らないと、汚れているのは嫌だと思い、土を落としたくなるものです。

間違ってすぐに水洗いしてしまった人もいるのではないでしょうか。

さつま芋は一度水気がついてしまうと皮が傷つくし、逆に腐りやすくなるため長期保存できません。

 

もし水洗いしてしまった場合は、よく拭いて新聞紙に1本ずつくるんで日の当らない風通しの良い場所に保管して、早めに使い切りましょう。

 

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さつま芋の長期保存ができる効率的方法

 

さつま芋は冷凍できないと思い込んでいる人も多いようですが、実は冷凍できるのです。

間違って水洗いした場合や、ちょっと傷んできたと感じた場合には、すぐに冷凍保存すれば長期間の保存も可能です。

いつでも、使いたいときに取り出して使えるから、とても便利です。

 

 

その場合は、さつま芋は生のままでの冷凍は食感がすごく悪くなります。

これは水分が凍ることで膨張し、細胞を壊してしまうからです。

 

ですから、さつま芋を冷凍する時は加熱することがポイントです

 

そのためには、食べやすい大きさにカットしたり、潰してペースト状にしてから冷凍すればそのままお料理に使えます。

 

焼き芋を丸ごと冷凍してもいいですが、その場合はラップに包んで保存袋に入れてましょう。

食べる時はそのまま解凍するか電子レンジで温めるようにしてください。

 

干し芋にする時は、蒸して皮を剥き薄くスライスしたものを天日干しにします。

干すことで保存性が高まり栄養価も上がります。

保存期間も2~3か月と長持ちです。食べる時は電子レンジで温めたり軽くあぶると柔らかくなって更に甘味が増して美味しく食べることもできます。

 

 

冷凍方法は、一度蒸してから冷凍する方法と、生のまま切って冷凍するという2つの方法があります。

保存の形が異なるので、使う目的に応じて使い分けてるようにしましょう。

 

1.一度蒸してから冷凍する方法

 

ペースト状で保存

  1. 丸ごと蒸す
  2. 皮を剥いて潰す
  3. ジップロックに入れて薄く伸ばす
  4. 空気を抜いて冷凍する

輪切り状態で保存

  1. 洗って皮を剥ぐ
  2. 輪切りにする
  3. 水にさらしてあく抜く
  4. そのまま蒸す
  5. 冷めたらジップロックに入れて冷凍する

 

2.生のままの状態で冷凍保存する方法

 

  1. 洗って皮を剥き、一度輪切りにしてから千切りにする
  2. 水にさらしてあくを抜く
  3. ザルに上げて乾かす
  4. 暫く乾かす
  5. キッチンペーパーを使って拭き取る
  6. ジップロックに入れて冷凍する
  7. 冷凍庫から取り出して、解凍せずに直ぐに調理する

 

すぐに食べても美味しくないのはなぜ?

 

頑張って掘って沢山抱えて持ち帰ったさつま芋をすぐに料理したいところですが、食べてみると 残念なことに収穫したてのさつま芋は甘くありません。

 

実はさつま芋はデンプンが糖化することで甘くなるんです。

そのデンプンが糖に分解されるのは収穫後から大体1~2週間後になります。

ある程度の期間寝かせてほどよく水分が抜けた頃が甘くて美味しいさつま芋の食べ頃です。

収穫したら土付きのまま新聞紙に包んで直射日光が当たらない風通しの良い場所で保管しておき、ゆっくり美味しくなるのを待ちましょう。

ちなみにスーパーなどで売っているさつま芋は、貯蔵後に出荷されるので購入して直ぐに食べても美味しくいただけます。

 

まとめ

 

せっかく芋堀りで収穫したさつま芋、なるべく自然のままの美味しさを味わいたいものです。

そこで、もう一度美味しさをなるべく保つ方法を確認しておきますね!

なるべく室内の温度差がない場所で、日光が当たらない冷暗屋がおススメ。

だいたい13℃~15℃くらいが適温で湿度も80~90%の環境がベストのようです。

この条件の下で、次の5つのポイントで保存するようにしてください。

  1. 保存する芋を選別する
  2. さつまいもをよく乾かす
  3. 新聞紙にくるんで保存
  4. 保存場所を考える
  5. 保存期間を確認

少し味は変わるかもしれませんが、長期保存をしたい場合、蒸したりしていったん加熱することがポイントです。

 

それをカットするかペースト状にして冷凍して保存するようにしてください。

なるべく自然からいただいた恵みを大切にしたいものです。

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