変わらぬ日課
今日は朝から暑く、少し動いただけでも、額から汗が流れ落ちるほどだった。
わたしは仕事に出るまで、スム―ジを作ったり、着変えたりしてバタバタしていた。
実は、いつもよりも1時間ほど寝坊して気持ちの上でも、ゆとりというものが、無かったからだ。
とにかく会社まで遅刻しないように車で事故を起こさないように張りつめた気持ちだったのは、間違いない。今日は会社で研修があり、どうしても遅れて行くわけには行かなかったからだ・・・
中部から、M部長が来られ1時間ほどの研修だったが、今やっている仕事が何のために在るのか?自分がやっている意味が良く分かった気がする。
仕事をする意味とは!
わたしの仕事はホスピタリティーの意味を含んだ仕事であり、お客様の健康を第一に考えなかればならない。
今日はM部長と一緒に同行をさせてもらった。
お客さまのお身体の健康もそうだが、気持ちも大切にして、不安や悩みを一緒に共有して心身共に幸せになった貰う使命感をもって臨める誇りある仕事だと思っている。
或るお客様から先日出したハガキのことを覚えてくれて、わざわざお礼を言ってくれた。もう半年前のことなのに・・・ご本人にしてみれば、とても嬉しかったのかもしれない。
必要とされる生き方とは?
人は行き詰っている時、悩んでいる時、不安で一杯な時、傍にいて親身になって話を聴いてくれたり、思いを共感してくれたり、励ましてくれたりしてくれると、とても感動して忘れようとも忘れられないものである。
はがきにそういう思いを託して、文字や形に残せるならば、それは一生の大切な宝物になるかもしれない。仕事上でのお付き合いも大切ではあるが、それ以上に大切なのは、人と人との繋がりである。
そう、人間関係の深さこそ一番尊ばなければならないものではないだろうか?
また、これは仕事に限っただけではなく、信頼というものを伴うので、あらゆる環境で大切にしていかなけらばものではないだろうか?
考えても見てほしい。
医者も患者から信頼されなけらば、患者はいつも不安であり、患者は医者に身を委ねてくれるはずがない。だから、健康を携わるわたしの仕事は同じような立場にあるのでないか?とつくづく実感させられる。
それで、お客様の態度や雰囲気も今と以前では全く違うかも知れない。
まとめ
なんでもそうだが、お客相手の仕事は、何よりもお客様が変わって行く姿がなんとも嬉しく堪えられない。
人間は感動すればいくらでも変わって行くからだ。
そして、この姿を見て、自分自身も感動して成長して行けるのではないだろうか?
営業という仕事は確かに多くの顧客に気を使い大変ではあるが、人間としての高みを目指そうとするならば、絶対に通過しなけらばならないからだ。
なぜなら、最初は必ず否定をされる。そして、苦労しながら自分自身のアイデンティティ―を確立して行く事になるからだ。
だから、とてもありがたい仕事ではないだろうか?