事務所全体で出来る寒さ対策
冷暖房の温度設定の基準を設ける
事務所(オフィス)では、暑がりの同僚が勝手に設定温度を下げていませんか?
特に座っている場所によっても、結構温度差は違うものです。
どうしても、冷暖房の温度を社内で決定していないと、個人の価値観で温度を下げられることがあり、それがもとで社内の人間関係までゴタゴタしてきては意味がありません。
そこで、基準となる冷暖房の設定温度を決定し、社内で共通の意識を持つようにしましょう。
環境省が推奨する執務室の冷房温度は28℃です。
少し暑いくらいの温度ですが、ノーネクタイ、ノージャケットにすることで体感温度は2℃下がるというデータがありますので参考にしてください。
席替えをする
もしも、寒さの原因がヒーターやエアコンなどの位置によるものであれば、事務所内で席替えをするだけで解決することもあります。
冬は暖房から遠い場所や窓際が寒く、夏はやはりエアコン直下が寒い位置になります。
寒さの感じ方は人それぞれ違うので、寒さを感じやすい人と暑がりの人を効果的に配置するようにしてはいかがでしょうか?
たとえば、夏の場合は、以下のように席を配置する。
- 外勤がほとんどの営業社員➡エアコンの近くの席
- 一日中社内にいる事務社員➡エアコンから遠い席
このようにすれば、社内全員がスムーズに仕事に専念できるはずです。
まとめ
夏場の職場はいろんな課題が出てます。特に事務所(オフィス)の場合、”自分の希望で温度調整することが難しい”ため、寒くても我慢を続け、冬場より「冷え」に悩みを抱えている方は多いはずです。
また、毎日冷房の効きすぎた部屋で長時間過ごしていると、身体に大きなダメージを与えることにもなりかねません。
そのために、”自分の身をいかに冷房の寒さから守るか?”その3つのポイントをもう一度整理しておきますね!
❶「首まわり」を温める
❷「お腹まわり」を温める
❸「足首」を温める
首・お腹・足首の3ヶ所を温めるようにしておけば、冷房から健康を害することが少なくなります。
この3か所から冷えが一番入り込み易く体の体温に影響を及ぼしやすい部分だからです。
そのためにも、自分でできる”寒さ対策”を工夫するようにしましょう。
また自分一人ではどうすることもできない課題に対しては、職場全体で共通の認識をもつことにより働きやすい環境を作っていきましょう!