🔴このくらいの暑さは、本当になんとかなる?
会社同僚が、熱中症に罹り、3日ほど休んだことが、以前あったんです‼︎
それも、まだ23歳くらいの体力も気力もある後輩ですが、
月末の仕事での疲れと月初めの自宅での畑仕事の手伝いとで
一挙に無理が出たのかも知れません。
彼は、よっぽど酷かったのか? 一週間ほどは半病人で結局一月近く体調が悪かったようでした。
夏の暑い日わたしもちょうど車の車検があり、会社の営業車に乗せてある
荷物を代車に乗せ変えていた時、結構汗を掻いて、気分が悪くなり、
しばらく頭が痛くなって、その日仕事ができなかったことがあります。
これに似た経験をしておられる方も少なくないのではないのでしょうか?
🔴多量に汗を掻く、きびしい暑さは要注意!
真夏日になると、少し外にいるだけでも一気に汗が出てきて、暑くなれば
なるほど体温を下げるために大量の汗が出て、体内に水分は急激に減少します。
1日の 中で汗の量は人により異なり、体内に入って来る水分量
と大量に出る水分量のバランスで変わってきますが、
夏場の生活では約1ℓ以上の汗が出ています。
汗が出ないようにと、水分を控えてしまう人がいますが、水分を控えると脱水症状の危険性と同時に、結石が作られやすくなるようですよ。
人間の体は多くが水で出来ていますよね。
体内の水分量は、乳児では体重の約80%、子供では約70%、
成人では約55〜60%、高齢者では約50%と、年齢により異なり、
年齢を重ねるにつれて体内の水分量は減少していきます。
成人では何もしなくても、1日に約2.500mlの水分が外から
失っているそうです。
内訳は、尿に含まれるている水分が約1.400mlです。
便に含まれる水分が100ml、汗に含まれる水分が約600ml、呼吸に含まれる水分量が約400mlです。
これに対して、飲料水から約1.300ml、食べ物に含まれる水分の量が
約800ml、摂取した食べ物の栄養素が代謝されて生じる代謝水から
約400ml、1日に合計約2.500mlの水分を体に補っています。
普段は、体に出る水分と体に入る水分のバランスは常に保たれて
いますが、気温の上がって汗で失われる水分が増えた場合、
1日に摂取する水分を増やさないと体の水分バランスは崩れて、
体内が水分不足となりますから注意しないといけませんよね。
夏場は意識して水分を多目に取るように心がけましょう。
体に入る量 体から出る量
摂取水 約1.300ml 尿 約1.400ml
食物中水分 約 800ml 汗 約 600mll
代謝水 約 400ml 呼吸 約 400ml
合計 約2.500ml 便 約 100ml
合計 約2.500ml
🔴まとめーーー!
暑いからと言ってついつい冷たい物をたくさん飲みすぎて胃腸の調子が
悪くなったりすることがあります。
異常に熱いと、どうしても冷たいもので喉を潤したいと思うのも
わかります。
でも、これが逆効果で返って体内バランスが崩れてしまいます。
水分補給は、やはり小まめに少量でもいいので取り続けることではないでしょうか?
それからミネラル成分を考える上で、ナトリウム、カルシウム、
マグネシウム、カリウムなどの入った電解質水ができれば
おススメですね。
もちろん糖質が入っていないものがあれば、
それが一番よいのですがーーー!