うちの子供は、あまり野菜を食べません。
息子たちは、特にそのようです。
お肉やパンなどは好きなのですが、生野菜や根野菜などは敬遠してしまいます。
それでも、最近はようやく食べるようになって来ました。長男などは地元を離れて一人暮らしをしているので、好んでというよりも健康を気にして、ようやく食べる習慣が付き始めているようです。
次男は一緒に暮らしているためか食卓に出さなければ自分から求めて取ろうとはしません。
どうしても偏りがちなのがちょっと気になっているところです。
子供のころ、どうして野菜をたべないのか?と聞いたことがあります。
その答えは苦いから美味しくないというふうなことを言っていました。
は、わたしも子供の頃は好き嫌いが多かったので、あまり子供たちのことは言えませんがね!
そこで、なぜ子供は野菜を嫌いになるのかその理由をいくつかまとめてみました!
1.何かしらかで.生命に危険が感じるほどいじめられた時に.関係した物を嫌うように.乳幼児は発達します。
しかも.「無理に食べさせる」事をした場合に.「嫌だ!」という感情が教化され.より.嫌いになります。
多分.無理やり食べさせられたことがあったり.病気などで体がまいっている時に食べたものだったりします。
また.乳児これらを無理に食べさせると.確実に嫌いになります。
2.親が「食べろ。」と言わない。しょうがないよ、と言った感じ。
野菜を食べないので、最初から肉などの別メニューを子供に特別に用意をする。
3.親自身がひどい偏食。よって食卓に野菜が並ぶ事が皆無。または子供の目の前で親が偏食している。
苦味嫌いは生き物の本能?
それでも、子供の野菜に対する味覚の感じ方はひとによって異なることがあります。
例えば、ブロッコリーやキャベツなどの野菜を食べた時に苦いを強く感じる人とあまり感じない人がいます。
この場合は、苦味のあまり感じないだけであって、ほかの味は普通に感じることができるのです。
この現象を「味盲」というそうです。
味の感じ方が異なるのは、苦味を感じる舌の遺伝子に違いがあるためです。
甘味と旨味の味覚は種類が少ないのに対して、苦味は、そもそも毒物に対する味ですが、毒物の分子構造は甘味や旨味に比べて多種多様であるため、人間の進化の過程で苦味の味覚も多様化したと言われています。
このことから苦味の感じ方は非常に個人差が大きいと言われています。
苦味の物質によっては、その苦味を感じる最低の濃度が、人によって1,000〜10,000倍も異なる場合があると言われています。
また、苦味を強く感じる味覚を持つ人は、苦味の感じ方が弱い味覚を持つ人に比べて、子供の頃に野菜を避ける傾向があると言われいます。
子供さんが見た目で野菜と気付かないように、例えばカレーライスやハンバーグなどの料理に細切れにして野菜を入れるのではなく、もっと細かくすりおろす、またはミキサーで細かくして入れたら如何でしょうか?
嫌いなものは、大人になっても自分で食べようと意識しない限り無理でしょうからね。
誰でも嫌いなものはあるはずです。
それを栄養の事を考えて努力して食べられるようになるのです。
8歳~10歳程度の年齢になったら、そろそろ良いこと悪いことをしっかり判断できる年なので、栄養のことや健康の事を少しずつ話し合い、どうしたら美味しく食べられるようになるかお子さんと一緒にお料理の練習と栄養のお勉強もしたらいいかと思います。
子供の頃は、美味しくなかった野菜も大人になってからは抵抗がなくなってくるのは、わたしだけではないと思います。
それは成長の段階で、いろんな食べ物を口にして新しい美味しさを覚えていくからかもしれません。
もう一つは社会の中に溶け込みながらコミュニケーションを取る手段として食事は、とても大切な手段です。
この時わたしは野菜が食べれませんでは通用しないことは本人自身が自覚するからです。
そこで今までは受け身だった努力が能動的な努力へと変わっていくのではないでしょうか?
もちろん本人自身の健康でありたいという自覚も当然芽生えて来るはずですから---!