遠足の目的と教育
遠足とは、子供たちが親から離れて自立し、親のいないところで、子供たちが自分で考え団体行動をするための教育の一環といのが目的で始められたようです。
でも、今はだれもそんな形にハマった考えて行っている人は誰もいません。
もっと、子供たちが楽しく喜んでもらいたいという純粋は気持ちで保育園側の先生も、父兄も遠足というものを考えているのではないでしょうか?
秋の遠足は自然とのふれあいが一番
遠足は年に1~2回しかない大切な行事、普段のおかずは子供さんたちの健康を気遣いますが、(遠足の1日だけは、お子さんの大好きなおかずを詰めて上げたいものです。
特に幼稚園の遠足は一大イベントなので、楽しみにしている子供たちも多いですよね!
いつもと違って青空の下で食べるお弁当の時間は特別です。
近所の公園や動物園に行き外の空気を吸いながら食べるお弁当は、園内で食べるお弁当と中身が同じだったとしても、”こどもにとっては特別なものですものね。”
園児の好みは食べやすさと好奇心
男の子が喜ぶのは食べ易さ
食べることと遊ぶこととは、どちらも大事で男の子は特に好奇心が旺盛だし、精神的にも未発達な状態なので、優先順位が判断できないようです。
ですから、早くお弁当を食べて遊びたいという思考が働くのではないでしょうか?
だったら、手軽で簡単に口に運べるお弁当が一番です。
そのために、簡単に口に運べるメニューとは・・・
- 一口サイズのおにぎり(ラップで包んで上げる)・さつまいもの甘煮
- 片手でも食べれるロールサンドイッチ・ランチパック風サンドイッチ
- 唐揚げ・うずらの卵・野菜の肉巻・竹輪のキュウリ詰め
女の子が喜ぶのは見た目の良さ
具材を赤・黄・緑を意識して彩りもきれい着飾った上げると喜びます
- 赤・・・鮭&ごま、梅干し、ハム
- 黄・・・バターコーン、スクランブルエッグ
- 緑・・・枝豆、小さく切ったブロッコリー、刻んだ青菜等
キャラ弁を作るのには大変でも、デコおにぎりならば簡単に作れます。
- アンパンマン
- ドラえもん
- ミニオン
- スヌ―ピ―
- キティーちゃん
- ピカチュウ
お弁当メニュー子供目線で考える
遠足のメニューは可愛い子供たちに喜んで貰いたいというお母さんたちの気合いも入るとおもいますが、大切なポイントは「子供たちが食べ易いかどうか?」の一点だと思うのです。
では、「子供たちが食べ易いお弁当とはどんなものか?」というとご自身が子供だと思ってください!
ほとんどの子供はお弁当箱を手に持って食べるのではなく、お弁当を地面に敷いてあるシートの上に置いたまま、おかずを口に運ぶことになります。
この状態で食べやすい条件とは・・・
- 口に運びやすい:3~4㎝サイズのおにぎり(一口サイズにする)、うずらの卵、サンドイッチ
- フォークやお箸で刺して食べれる:唐揚げ、ミートボールを一口サイズに切りピックに刺してあげる
- 手づかみで食べれる:野菜を肉巻にしたり、キュウリやチーズを竹輪に挟む
食べずらい条件とは・・・
- 転がったり、落ちやすい:大き目なおにぎり
- 刺すと崩れてボロボロになってしまう:パスタ、春雨など長いものは避ける、つかみ難いサラダも避けた方が良い
- 汁ものの多いおかず:肉じゃがなども、汁気が漏れてリックの中を汚す
食べにくいと時間がかかるだけでなく、服が汚れり子供が食べれなくって泣いたりして大変です。
返って引率者の先生たちに迷惑を掛けることにもなりかねません。
お弁当箱に隙間を作らないように心掛けるのも大切です。
基本的にはお弁当は揺れたり、振られたりするので、偏らないように隙間を作らないのが鉄則です。
まとめ---
子供に”喜んでもらいたい”という親の気持ちは分るのですが、その動機が親目線なのか?
子供目線なのかで結果が大きく二分するのは当然なのかもしれませんね!
そのことを、もっと突き詰めて行けば、喜びの動機が”自分からなのか?”それとも”子供からなのか?”ということも、いろんな料理にアイディアや工夫という点で大きく変わってくるのかもしれません。
特に料理というものは、お母さんの愛情を形にしたようなものでもありますからね!
おかあさんにも、それぞれ個性というものがあるように、お弁当にも、おかあさんの個性というものが十分に出ているものであればあるほど、こどもたちは喜んでくれるのではないでしょうか?
これから、本格的な秋の到来、アクティブな心地よい自然の中、愛情一杯注がれたお弁当を可愛い子供さんたちがお口いっぱいほうばる姿を想像しただけでも、ワクワクして来ますよね・・・